2018年7月6日。大福の魅力を深掘りするイベント「大福ナイト」が開催されました。

およそ30人の‟大福好き”が大集合!ゲストは、次世代のイケメン和菓子職人「旬月神楽」店主 明神宜之さんと、和菓子の普及に力を注ぐ松屋銀座 和菓子バイヤー 牧野賢太郎さん、司会はオレンジ・アンド・パートナーズ藤田愛。

 

【オープニング】

オレンジブレイナリーに集う何やら熱狂的な皆さん。集まった人々の共通点は、「大福が好き」。

これまで食をテーマにしたイベントはいくつも開催してきましたが、ここまでニッチなテーマは初めて。

どんな反応があるのかワクワクしながら告知を開始しましたが、これまでのイベントの中で群を抜く速さでチケットが完売&強い要望により増席した本イベントです。

19:30過ぎ、和菓子職人・明神宜之さんと和菓子バイヤー・牧野賢太郎さんが登場すると、お集まりいただいた参加者の皆さんから熱い眼差しが向けられました。

 

【和菓子職人に聞く!大福の正しい楽しみ方】

まずは、和菓子界のプリンス 和菓子職人・明神宜之さんに、大福に関する様々な質問にお答えいただきました。

「お餅は、もち米ともち粉でどのような違いがあるの?」、「餡の選び方は好み?」、

「和菓子職人が大福をつくるときはイメージ先行!?それとも素材先行!?」、

「大福に地域性ってあるの?」など、どの質問にも真摯に丁寧にお答えいただきました。

 

一番興味深かったお話は、日本の和菓子の消費量について。

昔のように和菓子屋さんでの購入は少なくなったものの、スーパーやコンビニ等の現代の生活スタイルに沿った販路で購入されているため、一見和菓子屋さんの減少から和菓子の消費量も減少しているのかと思いきや、和菓子の消費量は減少していないとのこと。

ちなみに、消費量から逆算すると、1軒のコンビニでは1日平均25個の大福が売れている計算になるそうです!

参加者の皆さんの探求心をさらに掻き立てる興味深いお話でした。

 

 

【和菓子バイヤーおすすめ!ネクストブレイク大福】

続いては、松屋銀座の和菓子バイヤー牧野さんがおすすめする「ネクストブレイク大福」。

参加者のみなさんで、どちらのお店の大福が登場するのか予想クイズも行い、大盛り上がり。

 

この日は、8種類の「ネクストブレイク大福」の中から、いちや(曳舟)の「いちやの大福」しろいくろ(麻布十番)の「黒豆塩大福」高松屋(大崎)の「豆大福」、以上の3種類を試食しました。

 牧野さんが足で稼いだ情報を惜しみなくシェアしてくださり、それぞれの大福の特徴(作り方の特徴、お餅・餡の特徴等)はもちろん、それぞれの和菓子屋さんの成り立ちから、店主の特徴やこだわりなど、牧野さんだからこそ知っている貴重な情報ばかり。

新たな和菓子屋さんを開拓する際の一番の情報源は和菓子屋さんだそうですが、意外にもたまたま街を歩いていたら偶然出会ったお店も多いということも驚き。

これからの和菓子屋さんの見方が変わる、敏腕バイヤー目線の和菓子の楽しみ方を伝授いただきました。

 

 

【ネクストブレイクゆるキャラ、大福くん!目指すは紅白!】

最後に登場したのが、巷で人気の大福キャラクター“大福くん”!

スケジュールの都合上(!?)、大福くんご本人は不在でしたが、生みの親であるソニー・ミュージックエンタテインメントの伊藤さんからご紹介いただきました。


本名は、包 大福(つつみ だいふく)。5才、男の子、国立和風保育園 抹茶組所属。

 

「和」のブームを盛り上げるべく、「およげたい焼きくん」「だんご3兄弟」に続く和菓子キャラクターをコンセプトに誕生しました。デザインは、人気クリエイターのPantovisco (パントビスコ)さんです。

困っている人や大切にしたい人が現れると優しく寄り添い、ぎゅっと「包んでしまう」大福くん。

キャラクター自体は昨年誕生したばかりですが、すでに和菓子界では大注目の存在で、大手食品メーカーとのコラボ菓子も発売済み、和菓子イベントにも引っ張りだこだそうです。

決まり文句は「お包みします~」。なんとも癒されるキャラクターです。

是非SNSでチェックしてみてください!

 

【大福ナイトの次は、どら焼きナイト!?ようかんナイト!?】

質疑応答の時間には、「牧野さんお勧めのどら焼きを教えてください!」という質問も出ましたが、

実は次回企画として仕込みを始めていた‟どら焼きナイト”のネタバレの危機…!

参加者の皆さんの大福愛に包まれながら、大福ナイトは幕を閉じました。

 “たかが大福、されど大福”。 

次回は、どら焼きナイトか、ようかんナイトか…乞うご期待!

 

 

<ゲスト プロフィール>

◯旬月神楽 店主 明神宜之さん

1982年生まれ。東京製菓学校和菓子科卒業後、

『浦和 はら山』『銀座 甘楽』にて修行後、実家の『蜜屋本舗』へ。

2012年に自店『旬月神楽』をオープンし、2016には『旬月神楽 白島工房』、

2017年には『旬月神楽 広島三越店』をオープン。

全国和菓子協会より「優秀和菓子職」に認定され、

日本菓子協会東和会 年間最優秀技術会長賞(2010年授賞)や

全国菓子研究団体連合会 上生菓子部門 最優秀賞(2015年授賞)など

数々の受賞実績を持つ。

 

◯松屋銀座 和菓子バイヤー 牧野賢太郎さん

株式会社 松屋 銀座本店 食品部MD課菓子担当バイヤー。

1982年東京都出身。入社後は銀座店紳士雑貨売場に配属、接客販売の基礎を学ぶ。

その後和洋菓子売場に異動し、そこから10数年和洋菓子に携わる。

老舗から新進気鋭、都内から全国津々浦々の和洋菓子店の銘菓を食べ歩く日々を今も継続中。

和洋菓子全般に広い知見を持ち、各地で発掘した商品は多数。

「五穀屋」「BREAD STORY」など百貨店初登場ブランドの導入に携わる。

銀座の百貨店に相応しい菓子を探すべく、奮闘する毎日を送る。

 

◯大福くん

本名:包 大福(つつみ だいふく)

年齢:5才

性別:男の子

所属:国立和風保育園 抹茶組

江戸時代(明和8年)から続く、老舗和菓子屋〈好福堂〉の28代目。優しくてとにかく丁寧。日本古来の相手をもてなし、敬う姿勢を大切に育てられてきた。困っている人や大切にしたい人が現れると優しく寄り添い、ぎゅっと「包んでしまう」。

公式サイト  http://daifukukun.jp/s/daifuku/?ima=2820

Instagram https://www.instagram.com/daifukukun.tsutsumi/

Twitter     https://twitter.com/tsutsumidaifuku